Management
Theory Atlas
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EVERYDAY QUESTION

リーダーを任されても、うまくまとめられないのはなぜ?

サークルの代表、バイトのリーダー、初めての管理職。任されたものの、細かく指示すると嫌がられ、任せると動いてもらえない。リーダーシップの研究は、「どんなリーダーが優れているか」より、「どんな状況でどんな振る舞いが効くか」を問うようになってきました。

こんな言い方でも初めてのリーダーリーダーに向いていない

原典と照合済み本文の根拠にした文献は出典に記載(照合の手順)

この疑問を説明する 2 つの理論

01

パス・ゴール理論Path-Goal Theory of Leader Effectiveness · House 1971

リーダーの役割は、メンバーが目標にたどり着く道筋をはっきりさせ、障害を取り除くことにある、とする理論です。同じ振る舞いでも、効き方は状況で変わるとされます。仕事があいまいなときには手順を示すことが歓迎されますが、仕事がすでに明確なときには、同じ指示が余計な統制と受け取られやすい。仕事が退屈だったりストレスが多かったりするときは、気づかいや支援の効果が大きいとされました。

研究の根拠と限界

研究の根拠仮説を検証した研究のメタ分析では、状況によって効果が変わるという予測は一部しか支持されず、結果にばらつきがあった(Wofford & Liska, 1993)。

パス・ゴール理論の解説を読む ↗
02

リーダーシップのコンティンジェンシー・モデルContingency Model of Leadership Effectiveness · Fiedler 1967

どんな状況でも最善のリーダーのスタイルはない、とする理論です。メンバーがリーダーを信頼しているか、仕事の手順が明確か、リーダーに公式の権限があるか、という三つで状況の有利さが決まり、人間関係を重視するリーダーと課題の達成を重視するリーダーのどちらが向いているかが変わるとされます。スタイルは変えにくいので、状況のほうをリーダーに合わせるほうが現実的だ、という示唆もあります。

注意現場研究では、八つの状況のうち理論が支持されたのは四つだけで、理論は不完全だという指摘がある(Peters, Hartke, & Pohlmann, 1985)。

研究の根拠と限界

研究の根拠メタ分析では、全体として強く支持するもの(Strube & Garcia, 1981)と、実験室研究と現場研究とで結果が一致しない部分があるとするもの(Peters, Hartke, & Pohlmann, 1985)がある。

リーダーシップのコンティンジェンシー・モデルの解説を読む ↗

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変革型リーダーシップTransformational Leadership · Bass 1985

報酬と引き換えに働きを求めるだけでなく、目指すことの意味を語り、一人ひとりの成長に目を配り、新しい見方で考えるよう促すことで、メンバーが期待以上に力を尽くすようになる、とする理論です。

注意要素どうしを測定で区別できず、振る舞いとその効果を混ぜて定義しているという批判がある(van Knippenberg & Sitkin, 2013)。

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研究・出典を確かめる

読みたい項目を選ぶと、その研究の説明・出典へ移動します。折りたたまれた説明は開いて表示されます。

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ここに挙げた理論は、疑問を考えるための手がかりです。どの理論がよく当てはまるかは、組織や状況によって変わります。

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