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Theory Atlas
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EVERYDAY QUESTION

目標を立てても、うまくいかないのはなぜ?

「今年こそ頑張る」と決めたのに続かない。チームで目標を掲げたのに、成果につながらない。目標と成果の関係は、経営学と心理学で最もよく研究されてきたテーマの一つです。研究は、どんな目標が、どんな条件で効くのかを示しています。

この疑問を説明する 2 つの理論

01

目標設定理論Goal-Setting Theory · Locke 1968

具体的で難しい目標は、「ベストを尽くせ」という曖昧な目標や、目標がない場合よりも高い成果につながる、とする理論です。目標は注意の向け先を定め、努力と粘り強さを高めます。ただし効果は、本人がその目標にこだわっているか、進み具合のフィードバックがあるか、能力、課題の複雑さによって変わるとされます。新しく複雑な課題を学び始めた段階で難しい目標を課すと、かえって学習を妨げることもあります。

研究の根拠1969年から1980年までの研究の整理(Locke et al., 1981)と、35年間の研究のふり返り(Locke & Latham, 2002)。難しい目標が学習を妨げうることは Kanfer & Ackerman (1989) が示した。

目標設定理論の解説を読む ↗
02

期待理論Expectancy Theory · Vroom 1964

人が努力するかどうかは、頑張れば達成できそうか(期待)、達成すると望む結果につながるか(道具性)、その結果が本当に魅力的か(誘意性)、という本人の見込みで決まる、とする理論です。どれか一つが欠けると、行動を動かす力は弱くなると考えられます。

研究の根拠77件の研究のメタ分析では、モデルと業績の相関は r = .19 だった(Van Eerde & Thierry, 1996)。

注意要素を掛け合わせたモデルは要素そのものより予測力が高くなく、著者らは「モデルは妥当性を欠く」と述べている。三つの要素を、考えるための手がかりとして使うのがよい。

期待理論の解説を読む ↗

ここに挙げた理論は、疑問を考えるための手がかりです。どの理論がよく当てはまるかは、組織や状況によって変わります。

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